初夏から秋にかけて私たちを悩ませる蚊。
皆さんはどのように対策していますか?
いくつかの方法を取り上げますので、ご自身に最も合う対策方法を見つけてください。
蚊から身を守る3つの方法
1.服装に注意する
一番最初にできる方法は服装です。
簡単なことですが基本中の基本ですので、ここを飛ばして次の対策に移ることがないようにしてください。
(1)肌の露出を避ける服装をする
暑くても靴下を履いたり、ネット付きの帽子をかぶったり、手袋をしたりすることで、蚊に刺されることを大幅に減らすことができます。
(2)白い服を着る
服の色を薄くすることによって蚊は人を認識しにくくなくなるようです。
逆に黒い服を着ると蚊が寄って来やすくなりますので気をつけましょう。
2.アロマオイルを使う
蚊は人の匂いを嗅ぐことで、人を感知し寄ってきます。アロマの香りによって人の匂いが消され、蚊は人を認識しにくくなります。
レモングラス、シトロネラ、ユーカリなどは特に効果があります。オイルを適量の水で薄め、霧吹きで自分の体に吹きかけましょう。
3.薬品を使う
(1)蚊取り線香を使う
複数のメーカーから豊富な種類のラインナップがありますが、効果にはかなりばらつきがあるようです。
その中で、蚊取り線香のヘビーユーザーである植木職人の間でも特に効果があると評判の商品がいくつかあります。
次回具体的な商品紹介をします。
うっとおしい蚊の対策方法を教えてください②…お勧めの蚊取り線香編
(2)虫除けスプレーを使う
最近は下記の2種類の成分の虫除けが販売されています。
目的に応じて使い分けることをお勧めします。
虫除け効果は非常に高いですが、安全性の点で若干の注意が必要です。
乳幼児への使用や1日の使用回数には制限があります。また洋服の繊維を痛める可能性があります。
最近は長く効果が持続する、ディート30%配合の虫よけ剤が市販されるようになりました。
効果の対象が蚊の成虫、ブヨ、アブ、マダニなどに加え、ツツガムシ、イエダニやトコジラミ(南京虫)にも効果があるので、衛生環境の悪い海外旅行などに行く場合にはおすすめです。
日本で導入されたのは比較的最近の成分です。
特有の匂いがない、洋服が傷みにくい、年齢制限等がない、塗り直しの回数制限もないなど、ディート系に比べ安心して使用できます。
注意したいのは、効果を発揮するのが、蚊の成虫、ブヨ、アブ、マダニに限られる、という点です。
また、濃度15%以下の商品が一般的なので、高濃度のディート系に比べると、まめにスプレーする必要があります。
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まとめ
まずは着る物からはじめましょう。
薬品を使う場合はしっかりと説明書を読み、安全な仕方で使用するようにしましょう。
特に蚊取り線香は誤って他のものに火が移ったりすることがないように、十分に注意しましょう。