時々建物の外壁や庭の樹木の中など、蜂の巣ができてしまうことがあります。
特に多いのがアシナガバチ、スズメバチです。刺されると大変危険な蜂です。
どうすればいいでしょうか。
最も安全でお勧めの方法は、業者に頼むことです。
蜂の習性を理解していますし、必要な道具を持っているからです。
しかし、業者に頼むことにデメリットもあります。
繁忙期にはすぐに来てくれないこと、それなりの費用がかかることなどです。
では、自分で蜂の巣を駆除をする場合、どのようにできるでしょうか。
駆除の時に特に注意する4つの点に注目しましょう。
蜂の巣の駆除をする時に注意する4つのこと
1.巣の至近距離に近づかない
巣にいる蜂は特に周囲に危険が近づいていることを察知すると攻撃してきます。
それで、駆除する時は、巣の2~3 M 以内には近づかないようにしてください。
最近はある程度離れた場所からでも噴霧することのできるスプレー型の殺虫剤が販売されていますので、それを使用しましょう。
詳細は改めてご紹介します。
2.服装に注意する
駆除の際に、万が一 蜂に攻撃されても身を守れる服装をしましょう。
防護服があればベストですが、ない場合はできるだけ白い服を着ましょう。黒い服は蜂を興奮させるので避けましょう。
また、万が一刺されても針が体まで到達しないようなモコモコした服を着ることをお勧めします。
手袋はなるべく分厚い革手袋などを準備してください。
蜂は手に刺しに来るケースが多く、手指を刺されるとその後の炎症が特に辛いので、手袋だけは費用をかけても揃えるようしましょう。数百円で購入できるはずです。
3.日没後に行う
蜂は昼間に活動し、夜はおとなしくなるという習性があります。
それで、蜂がおとなしくなっている夕方以降に行うことをお勧めします。
4.戻り蜂に注意する
蜂の巣を駆除すると、その後出かけていた蜂が巣に戻ってきます。
それを戻り蜂と言いますが、この蜂が巣を見つけられないように巣は完全に撤去しましょう。
数日間は、戻り蜂が巣のあった場所の近辺を飛び回る可能性がありますが、蜂の寿命は短いので一週間もすればいなくなります。
蜂が近づきにくいように、駆除後定期的に蜂の巣近辺に殺虫剤を撒くようにしましょう。
時折同じ場所に再度巣を作り始めることがありますが、その場合はすぐに駆除しましょう。
安全を最優先しよう
多少費用が掛かるとしても、身の安全を第一に考えましょう。
結果的にはそれが最も安上がりになります。
では、続いてお勧めの殺虫剤と道具を紹介します。
庭に蜂の巣ができてしまいました。どうすればいいですか?②…お勧めの殺虫剤4選