秋は台風シーズンです。
天気予報で台風が近づいていることを知ったなら、何ができるでしょうか?
今回は簡単にできる台風対策について考えてみたいと思います。
誰でもできる台風対策
1.鉢をまとめる
もし、家の中に鉢を取り込むことができるなら、家の中に入れましょう。
それだけのスペースがなかったり、取り込むのが大変な場合、庭の鉢を一箇所にまとめるようにしましょう。
鉢と鉢のスペースが空いていると、風を受けた時に全て倒れてダメージを受けやすいですが、鉢と鉢のスペースを失くし密集させることで鉢が倒れにくくなります。
壁にかけている鉢や花台に乗せている鉢も、必ず地面に降ろして同じようにしましょう。
また、背丈の高い植物が植わっている鉢は最初から横に倒しておくと、風が吹いて倒れることで鉢が割れたり枝が折れたりすることを避けることができます。
2.支柱をする
ある程度高さがあり、折れやすい植物は支柱をしましょう。
イボ竹というグリーンの支柱を使用して植物を固定してください。
1本でも構いませんが、しっかりと固定したい場合は3本で3方向から行うと安定感が増します。
3.枝をまとめる
枝葉が四方に広がっている植物は風にあおられるので、ひもでまとめてしばりましょう。
ひもは何でも構いませんが、あまり細いと植物の葉が傷ついてしまうので、できれば園芸用の麻紐やシュロ縄を使用しましょう。
手に入らなければビニールひもでも代用可能です。
台風が通過したら
無事に台風が過ぎ去った後、絶対にやってほしいことがあります。
それは、植物の葉全体にしっかりと水をかけることです。
自宅が海から離れていても、台風時は海からの塩が運ばれて植物に塩が付着します。
塩は葉を痛めるので、できるだけ早くに水で流してください。
ちょっとした一手間でお庭の植物を守ってあげましょう。