良い植木屋の見つけ方－選ぶ時の7つの条件とは？

皆さんは植木屋探しで困ったことはありませんか？
自分の家の敷地内に人を入れるのがとても不安と感じる方も多いでしょう。
大切にしている木をカットするのを本当にこの人に任せても大丈夫だろうかと思うかもしれません。
そう考えると、誰に頼むかはとても重要ですね。
今回は、安心してお願いできる良い植木屋さんを見極める7つの方法について書いてみたいと思います。

良い植木屋の7つの条件

1.見積もりがしっかりしている

最初に植木屋さんに見積もりに来てもらう時に、はっきりとした金額の提示をするだけでなく、その金額の内訳(作業範囲や内容)も明確にしてくれる業者であることはとても重要です。
金額と作業内容が曖昧だと、作業終了後に「こんなはずじゃなかった」となる可能性があります。
それで、こちら側が聞く前から金額と内訳をはっきりと伝えてくれる、できるなら見積書を渡してくれる業者がベストです。
こちらから聞かないと答えないような業者はできるだけ避けましょう。

2.極端に価格の安いところは注意する

何件か相見積もりをすると際立って安いところがあるかもしれません。
でも、すぐに飛びのらないようにしましょう。
植木屋さんが1日に出来る作業量は人によってそれほど大きく異ならないので、あまり安いとスピーディーではあっても仕事の質が落ちる可能性が高いです。
それで、極端に安い金額が提示された場合は、1と同様、作業範囲、作業内容と方法についてしっかり確認しましょう。安価な理由が理解できるかも知れません。
作業についての認識がしっかりと共有されれば、手抜きをされて嫌な思いをすることはないことでしょう。

3.要望に耳を傾けてくれる

最近は少なくなりましたが、庭木の剪定について要望は一切聞かない、言うと不機嫌になるというような職人がいたものです。
でも、今はそんな植木屋は時代遅れですね。
サービス業ですから当然なのですが、お客様が満足することを何よりも大切にする業者が選ばれています。
それで、作業に入る前にしっかりとヒアリングをし、希望に応じて作業をしてくれ、作業後には希望に合った作業ができているかを顧客に確認してもらい、もし何らかの不具合があった場合は、すぐに手直ししてくれる業者を選びましょう。

4.質問にしっかりと答えることができる

お庭について不安な事や分からないことを専門家である植木屋さんに聞きたいと思うことがあると思います。
そんな時にちゃんと答えることができる知識を持っているでしょうか？
もしその場でわからなかった場合でも、知ったかぶりをして適当に答えるのでなく、わからないことを認めて、上司に聞いたり、調べてお客さんに伝えるなどして責任感と誠意をもって質問に答える業者を選びましょう。

5.なるべく近隣の業者を選ぶ

時々ちょっとした作業を頼みたいとか、緊急に消毒して欲しいなどのお願いをしたいことがあります。
そんな時、すぐに来てくれる業者の方が安心です。
距離が遠いとどうしてもすぐに対応できないということが生じますので、できるなら近くの業者さんにお願いしたほうがベストです。

6.剪定シーズンなのに暇な業者は注意する

植木屋は繁忙期と閑散期があります。
特に5月から7月そして10月から12月は大変忙しく、新規の顧客を受注するゆとりはなくなってきます。
もしそのタイミングで暇な業者は、仕事のクオリティに問題があるかもしれません。
しかし、もし開業したばかりでスケジュールにゆとりがあると言う人に出会えたのであれば、仕事に問題があるわけではないので良い出会いになるかもしれません。

7.顔の見える人を選ぶ

最近はホームページやSNSを利用している業者が増えました。
知り合いから業者を紹介してもらう場合はある程度信頼できると思いますが、紹介が難しい場合、ホームページなどを通して情報発信している業者であれば、仕事を依頼する前に、どんな理念を持ってやっているのか、どんな仕事を得意としているのか、などチェックできるかもしれません。
私の肌感覚ではしっかりとしたホームページを持っている業者さんの方が、学習意欲があり、新しい道具や技術や知識を積極的に取り入れているように感じます。

まとめ

いかがだったでしょうか。
簡単にまとめると「技術＋人柄(誠実さ)」になるでしょうか。
結局どこの世界も一緒ですね。
完璧な業者はなかなかいないと思うので、ある程度の妥協点を見つけて、必要なところははっきり苦言を述べて、更に良い業者に育ててあげてください。